デート(?)尾行♪〜第1話〜
「ゆ、夕映・・・あれ・・・」
のどかとハルナが驚いたようにして指を指していた。
「?」
夕映は指で指されたほうを見て驚いた。
どのくらい驚いたかというと飲んでいた黒酢100%の「クロの酢」を口から吐き出してしまうぐらいに驚いた。
「あの二人からラブ臭がする・・・」
視線の先には刹那が男の人と歩いていた。
(あの刹那さんが男の人と歩いている?このかさん一筋で、このかさん無しでは生きられず、このかさんが中心の人生で、このかさんの・・・)
「ゆ、夕映〜や、やっぱり(せつなさんの)このかさんに連絡したほうがいいかな〜?」
「あ、そうですね、(刹那さんの)このかさんに連絡しておきましょう」
夕映は木乃香の携帯に電話をした。
「・・・あ、このかさんですか?実は(このかさんの)刹那さんが・・・」
夕映はおおよそのことを説明した。
「・・・はい、では学校の校門前の南にある100円ショップロレルラの西にあるアザラシ専門店ゴマのビルの駐車場に来て下さい、待ってます。」
「(刹那さんの)このかさんは何て?」
「すぐ来るそうです、多分アスナさんと(私の)ネギ先生も一緒に来るでしょう。それまで(このかさんの)刹那さんから目を離さないようにするです」
夕映は超炭酸系飲料・オレンジ味の「ゆーな・ばぶるん」を飲みながら言った。
─数十分後─
「夕映ちゃんゴメン、遅くなった!」
「アスナさんやっと来きまし・・・」
夕映は木乃香、 明日菜、ネギの3人が来ると思っていた。しかしそこには9人の人がいた。
「ア、アスナさんこれは・・・?」
「え〜とね、このかの電話を脇で(盗み聞きしていた)いいんちょと朝倉が聞いていたから勝手について来て、
外に出たらエヴァちゃんに会っちゃてネギがペラペラと喋っちゃったからエヴァちゃんも来るって言ったんだけど、
そこに(私の)タカミチ先生が来てエヴァちゃんを連れて行ったから代わりに茶々丸さんを連れて行け!って事になって、
その時の会話をまき絵達にも聞かれてこんな人数になっちゃったってわけ!」
「長々と説明ありがとうです・・・こう言う事に興味がなさそうな龍宮さんも来てるなんてちょっと意外ですね」
「あの刹那が(近衛さん以外の人と)デートだなんて面白そうだから来たんだ」
顔は笑ってたが目が笑っていなかった。
(後でからかうつもりですね)
夕映はそう思った。
「茶々丸さんもわざわざエヴァンジェリンさんの言うことを聞いて大変ですね」
「いえ、マスターの(わがままな)事には慣れてますし、私も(ネギ先生がいたから)来たかったので・・・」
「(私の)ネギ先生もお忙しい中来て頂いてありがとうです」
「いいえ、(このかさんの)刹那さんが大変な事になってるそうなので、教師としては当たり前の事です!」
「まき絵さん達は・・・何で来てるんですか?」
「ひどっ!そんな言い方なくない!?私のファン(主にジャスティスさんとか)が見たら怒るよ!?」
「それはすいません。・・・で、何で来たんですか?」
「う・・・それは暇だったから・・・でも!ネギ君がいたから!」
「刹那さんはおまけなんですか?」
ってな訳で、ネギ、明日菜、木乃香、のどか、夕映、ハルナ、あやか、朝倉、まき絵、亜子、龍宮、茶々丸、カモの12人(11人?)+1匹で尾行が始まった。
「それで(ウチの)せっちゃんは何処にいるん?」
「喫茶店サラーズの中にいます。ここからでは遠くて見えませんが・・・」
ここから数百メートルは離れていた、あの刹那だから近づくとすぐに見つかるからだ。
「そんじゃゆえっち、これ使いな〜」
朝倉は双眼鏡を出して夕映に渡した。
「え!?あんた手ぶらだったのに何処からだしたの!?」
「ふっふっふっ・・・アスナ、そんな細かい事気にしてたら立派な大人になれないよ♪それにこれを作った人は朧さんと言ってとっても・・・」
「いや、全然細かくないし!小説でこっちが何をやっても見えないからってやってもいい事と悪いことが・・・」
「あ!?あれは!!!」
双眼鏡で刹那を見ていた夕映が突然大声をあげた。
「ど、どうした!?ゆえっち!桜咲がキスでもした!?」
「何!?どうしたの!?」
「あ、あれは・・・」
「「「「あれは?」」」」
周りが息を飲んだ。
「『真緑・白水』です!!!」
・・・・?
「・・・へ?」
「この近くにあるとは知っていましたが、まさかあの店にあるとは・・・盲点でした!」
静まり返った空気の中、明日奈が皆の代表で言った。
「夕映ちゃん、今はそんな(どうでもいい)飲み物の事より刹那さんの・・・」
「な、何を言ってるんですか!!!」
夕映は目を見き開いて、飲んでいたトマト53%、ニンジン32%、タバスコ15%でできている「血の池ヘル」を握り潰した。
「いいですか!?あの『白水』はあの有名な『ながひろ山』の標高1500メートルで取れる天然水を使っていて、
一般に使われているお茶の成分の他に星葉、直剛、薺など、貴重な成分が多く入ってるんですよ!
しかも、一つ五百円で一日百個限定の完全予約製でそう簡単に飲めない珍しい物なんです!それを刹那さんが飲んでいるということはかなり羨ましいです!それに・・・」
「(よくわかんないけどとりあえず)す、すごいね!でも、そんなすごい飲み物を刹那さんが飲んでいるって事はやっぱりデートなのかな?」
まき絵が夕映の迫力に押されながら言った。
「でも(このかが好きな)刹那さんがそんな事するとは思えないし・・・」
「あ!桜咲さん出て来たよ!」
刹那はいつもどうりの制服で夕凪も持っていた。
「いつもと変わらへんよね・・・?」
本当にいつもどうりの制服だった。まぁ、その方が可愛いからいいが。
「誰もあんたの趣味何か聞いてないわよ」
・・・すいません。
「でも、そうなるとやっぱりデートなんかじゃないんじゃ・・・」
「まだまだ甘いですはね、アスナさん。好きな人にはありのままの姿を見せるのが大人の付き合いかですのよ?まだ子供のあなたにはわかりませんわね♪」
「子供って・・・同じ歳でしょうが!」
「精神的に子供って事ですわ♪」
「何言ってるのよ!年のわりに老けているくせに!」
「何言ってるんですか!?そう言うアスナさんはオジコンでわないでしょうか!?」
「オジコンって何!?シスコンは黙ってなさい!」
「な・・・!?それならアスナさんはパ・・・」
「(これ以上言うとアク禁になるので)やめてください!」
夕映が(アク禁になる内容を言いそうな)二人の会話を止めた。
「アスナさん、委員長さん(痴話)喧嘩はいいですから早く後を追うです!」
「あ、そうだった!(いいんちょをほっといて)刹那さんを追わないと!」
「そうですわね!(アスナさんをほっといて)桜咲さんを追わなくては!」
「あ!せっちゃんがあの店にはいるよ!」
皆がその店の看板を見て驚いた。
「え?嘘!?刹那さんがあの店に入るの!?」
「だって・・・あの店は・・・あの店は!!!・・・続きます」
ベタな終わりかたですが続きます。
「おはようです!こんにちはです!こんばんはです!どんな状況にも使いやすくて秋に便利だと思われている夕映と!」
「永遠の前髪っ子ののどかと!」
「二人に比べて出番が少なく、台詞も一言しかなかったハルナです・・・」
「パ、パル!暗いよ〜私もそんなに多くなかったし・・・」
「ハルナ!元気をだして紹介お願いするです!」
「では、気持ちを入れ替えて・・・今回はサイト名では「クロの巣」、
名前ではロレルラさん、ゴマさん、ゆーなさん、ジャスティスさん、朧さん、白水さん、ヘルさん、ながひろさん、星葉さん、直剛さん、薺さんの名前を勝手に使いました!!!」
「え、えと・・・。か、勝手に使ったけど・・・いいです・・・よね?」
「っと言うかもう遅いです、張ってしまったです。どうしてもと言うならのどかが可愛く泣くので勘弁してくださいです」
「え、え!?私!?・・・え〜ん」
「まぁそんな訳で読んでいただいてありがとうございました!」
「次回の私が言う台詞は『私は飲み続けます!この命があるかぎり・・・』です!」
「わ、私は『私には力(腕力)が無いから、力(知識)をつける為に本を読み続ける・・・』に、なります〜」
「私は『私から逃げたいならそのラブ臭を消しな!』だよん♪」
「まあ、こんなことを本当に言う訳がありませんが、馬車馬のように書く秋の事をささやかな目で見守って下さいです・・・それではまたです!」
第2話に続く
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